皆様こんにちはイズミホームでございます。
2050年脱炭素(ゼロカーボン)化が国の目標とされている中、これからの時代の住宅のありかたとして「ZEH」というものはご存知でしょうか。今回はこの「ZEH」の定義やメリット、デメリットなどをご紹介します。
ZEHとは
ZEHとは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略。住宅で使う一次エネルギーの年間消費量がおおむねゼロの住宅の事。簡単に言うならば「使うエネルギー≦創るエネルギー」になる住宅のことです。
・断熱
ZEHとして認められるためには暑さや寒さに影響されにくいよう断熱性能を高めることが必要です。具体的には断熱材や窓の性能を高めます。断熱性能が上がれば、冷暖房に使うエネルギーを減らすことができます。
・省エネ
省エネにはHEMS(ヘムス)という、住宅内の消費エネルギーと太陽光発電等で創るエネルギーを確認できるシステムが必要になります。また省エネタイプのエアコンや、少ないエネルギーでお湯を沸かせる効率的な給湯システム、消費電力の少ないLED照明などの導入が必要になります。
・創エネ(発電)
ZEHでは太陽光発電システムなどの再生可能エネルギーシステムを備えることが求められます。この創エネで創り出すエネルギーが、消費するエネルギーを上回るようにしなければなりません。
ZEHの基準
ZEH住宅の認定を受けるためには、次の4つの基準を満たす必要があります
①強化外皮基準
国を1~8に区分して地域ごとに定めた断熱性能基準のことです。
②一次エネルギー消費量を基準から20%以上削減
「冷房機」「照明」「給湯」「換気」の4項目で使用するエネルギーを、一次エネルギーに換算し、省エネ基準から20%以上削減できることが要件です。
③再生可能エネルギーの導入
ZEH住宅では太陽光発電システムの導入が必須となり、蓄電池と組み合わせることが一般的です。
④トータルで一次エネルギー消費量を基準から100%以上削減
これまでの①~③の要件を満たし、最終的に一次エネルギー消費量を
基準から100%以上削減することが求められます。
ZEHの種類
戸建て住宅で用意されている種類は、
「ZEH」「ZEH+」「Nearly ZEH」「Nearly ZEH+」「ZEH Oriented」の5つです。
上記に加えて、LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅という種類もあります。LCCM住宅とは、住宅の建築時・運用時・廃棄時の二酸化炭素(CO2)排出の支出をゼロにする住宅のことです。
ZEHのメリット・デメリット
これから電気代が上がっていくご時世、光熱費の削減などが特徴的なZEH住宅を検討してみてはいかがでしょうか?
イズミホームの商品であるハイクラスには標準搭載としております。ぜひご参考下さい。
今度、モデルハウスとして完成するリエートは、ZEH住宅です。
完成イベントも催しますので是非ZEH住宅を体感してください。